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大連周水子国際空港
2月の記事にも書きましたが、大連空港はRunway 28のエンドで撮影ができます。中国での飛行機の撮影が合法なのか非合法なのかについては明文的な規定は私が知る限り見当たりませんが、少なくとも軍用空港は100パーセントの確率で×であるものの、大連空港のように昔は軍民併用だったものが民間だけになると特に警備から言われることもなさそうです(もちろん各自、自己責任で・・・)。大連空港はターミナルの拡張工事をしている真っ最中で、まだ国際線をどうも増やそうとしているようです。
日本では見られないものでいくとこのあたりでしょうか。着陸機はRunway 28使用時は大連港側からおりてきますが、前も書いたように周波数は調べればわかるものの無許可での無線機の使用は違法なので(エアバンドも×)、アプローチに気づくためにははるかかなたを見つめていないといけません。そのうち慣れるようになりますが。離陸機はとことことtaxiwayをきて、基本的にはランウェイを全部使い切って離陸していくので、いわゆるインターセクションディパーチャーはありません。無線を聞かずに着陸機があることに気づく方法の一つは、ここのタワーはかなりアプローチが遠くても(時間間隔的には空港まで10マイルぐらいあっても)出発機をhold lineで待たせるので、待たせたら必ず来るなとわかります。
大連空港でのスポッティング
出張の帰りに大連空港の外周で撮影をしてきました。タクシーの運転手さんに特別に頼んで貸切扱いにしてもらい、ホテルでピックアップしてもらって、西北路へ。市内から空港に向かう際、迎客路のほうに曲がって空港へ向かいますが、そのまままっすぐ進むとRunway 28のエンドに出ます。Runway 28側を使っている場合、ちょうど頭の上を降りてくるようなかたちです。辺りは少し草が刈られていて、滑走路側のところには金網と鉄条網があるのですぐに雰囲気で場所はわかるでしょう。武装警察らしき制服の人が中にいますが、脚立などを使わない限り文句は言われなさそうです。実際に中国人のスポッターも私が撮影している最中に2名きていました。車を止めるオフィシャルな駐車場は無いものの、路肩に乗り上げるか、タクシーを待たせるか、もしくは民家の壁沿いに止めるという方法がありそうです。私はタクシーを道で待たせました。
中国では航空無線は聞いてはいけないことになっているので(聞いてもどうせ中国語だからわからないけど、慣れると上航とか東航とか言っているのがわかります。ちなみに数字は言い方が違って、たとえばゼロはドンという音になります)聞かないようにしましょう。大連港のほうからアプローチしてきますが、だいたい天気は大連はそう良いわけではないので、いきなり雲の中から現れる感じです。なお、金網は二重になっているので300mmなどでも多少金網っぽい黒さが残ってしまいます。
反対側のRunway 10側にもスポッティングポイントはあるようですが、今回は時間が無かったので向かいませんでした。冬のこの時期、朝10時ぐらいから順光です。私のアドバイスとしては、大連空港の時刻表を事前に調べておかないと、着陸と離陸の多い時間帯は固まっていますので、寂しい思いを一人ですることになりかねません。