Archive for 5月 22nd, 2010
Boeing FieldでB737-800の初フライトを見る
Boeing Field/King Countyにいるとレントンで作られたBoeing 737の試験飛行が飛んできます。概ねその機体にとってはレントンからKing Countyまでが初飛行で、そのあとここで試験飛行を繰り返すことになります。ちょうど今回は朝一番、10時すぎにKing Countyにいたので、まさに2機のレントンからの初飛行を見ることができました。
一機めは、Ryanairへ納入予定のB737-800。EI-EMLが予約されています。
二機めは、アラスカ航空へ納入予定のB737-800。N531ASが予約されています。
ちなみにN1786BとかN1787BというのはBoeing が試験飛行中のために使っているレジなので思いっきり使いまわされています。
ところで、日本人のブログを読んでいると、King CountyとRenton Airportがごっちゃになっている人がたくさんいます。Museum of Flight の横にある空港はKing County International Airportで、ここでBoeing 737をつくっているわけではありません。Boeing 737の製造ラインが今あるのはRenton Airportで、それはKing Countyから5マイルぐらい南東に行ったところにある空港です。皆さんお間違えのないよう。。Renton にいったところで博物館はありません。なんでここまでみんな間違えてるんだろう。
大連周水子国際空港
2月の記事にも書きましたが、大連空港はRunway 28のエンドで撮影ができます。中国での飛行機の撮影が合法なのか非合法なのかについては明文的な規定は私が知る限り見当たりませんが、少なくとも軍用空港は100パーセントの確率で×であるものの、大連空港のように昔は軍民併用だったものが民間だけになると特に警備から言われることもなさそうです(もちろん各自、自己責任で・・・)。大連空港はターミナルの拡張工事をしている真っ最中で、まだ国際線をどうも増やそうとしているようです。
日本では見られないものでいくとこのあたりでしょうか。着陸機はRunway 28使用時は大連港側からおりてきますが、前も書いたように周波数は調べればわかるものの無許可での無線機の使用は違法なので(エアバンドも×)、アプローチに気づくためにははるかかなたを見つめていないといけません。そのうち慣れるようになりますが。離陸機はとことことtaxiwayをきて、基本的にはランウェイを全部使い切って離陸していくので、いわゆるインターセクションディパーチャーはありません。無線を聞かずに着陸機があることに気づく方法の一つは、ここのタワーはかなりアプローチが遠くても(時間間隔的には空港まで10マイルぐらいあっても)出発機をhold lineで待たせるので、待たせたら必ず来るなとわかります。