Archive for 5月 2010
坂の上の雲(JA8342)
まだ快晴の青空をバックにJA8342を真横から撮るということが叶っていません。京浜島での真横はうす曇だったし、羽田の2タミからはやや太陽が傾いていたのでエアボーンした後の光でないときれいでなく、そこまで狙うものかという声もありながら、しかし撮っておきたいものとしてはチャンスを狙っていますがなかなか・・・。一つは、城南島あたりにいるとNHのB6が降りてきたというだけではあまり興奮せず、下手すると落とす(=撮影しない)こともあるので気づいたときには既に時遅しということもあります。
ところで、先日全日空のB6の機長の話を伺う機会があったのですが、Boeingの現行の旅客機の中で唯一B6だけがメインギア前のめりになっていて、トリプルとか747は後ろのめりになっている、という話を聞きました。その場で自分の撮ったflickrの写真を見てみると確かにそう。知りませんでした・・・。
JAL B747-400コンプリートまでの道
残りは4機。JA8086, JA8915, JA8918, JA402J。JA8918はL04、JA8086はK13。JA8915とJA402Jはフレイター。がんばって狙います。
Seatac – Seattle-Tacoma International Airport
シアトル・タコマ国際空港(Seattle-Tacoma International Airport)はシアトルの空の国際玄関です。周辺にはBoeingのいるRenton、King Countyなどの空港や、Vashon、Auburn、さらに北にいけばSnohomish、Everett、Harvey Fieldなどがあります。Auburn、VashonやHarvey Fieldは小型機用の空港です。Sea-tacとはまさにSeattle-Tacomaの略ですが、そのまま土地の名前にもなってしまっており、Seatacが通じるぐらいに一般的な名詞になっています。
外周に撮影するスポットは色々とありますが、私はまだここはトランジットでしか経験がなく、外周ポイントを攻めきることができていません。ただ、ありがたいことにこの空港はターミナルが基本的にガラスでそのまま外が見られるようになっており、一部色がついているガラスがあるものの、狙えば色のつきが少ないガラスから外を撮影することができます。私のおすすめは、コンコースCまたはコンコースBから見るRunway 34C/16Cもしくは34R/16Lですね。サテライトに行ってから撮るのもよいですが、コンコースから直接撮ったほうが周辺にいる機体もとれるので撮影効率が高いように感じています。
実際にこれらの写真はコンコースCから撮ったものです。
鉄道で運ばれるBoeing 737の胴体
Boeing 737の最終組立工場であるレントン工場に向けて鉄道で輸送されるBoeing 737の胴体。ちょうどBoeing Field/King County Airportの横を通っていきます。このリンク先のflickrの私の写真では拡大サイズを小さくしているので見づらいですが、line numberも書いてあるのでこの時点でどの機体に取り付けられる予定の胴体かは調べればわかります。あれ、でも737の胴体ってWichitaで作っているはずでは。。(確か2200マイルぐらいを13日かけて鉄道で走ってくるのだと説明を聞いた気がする) なぜならば、レントンとKing Countyだと、King County の方が北にあるんだけど、どんな線路を通ってきているんだろう。。ちょっと不思議。北にまわってからレントンに入るのかなぁ。
Boeing FieldでB737-800の初フライトを見る
Boeing Field/King Countyにいるとレントンで作られたBoeing 737の試験飛行が飛んできます。概ねその機体にとってはレントンからKing Countyまでが初飛行で、そのあとここで試験飛行を繰り返すことになります。ちょうど今回は朝一番、10時すぎにKing Countyにいたので、まさに2機のレントンからの初飛行を見ることができました。
一機めは、Ryanairへ納入予定のB737-800。EI-EMLが予約されています。
二機めは、アラスカ航空へ納入予定のB737-800。N531ASが予約されています。
ちなみにN1786BとかN1787BというのはBoeing が試験飛行中のために使っているレジなので思いっきり使いまわされています。
ところで、日本人のブログを読んでいると、King CountyとRenton Airportがごっちゃになっている人がたくさんいます。Museum of Flight の横にある空港はKing County International Airportで、ここでBoeing 737をつくっているわけではありません。Boeing 737の製造ラインが今あるのはRenton Airportで、それはKing Countyから5マイルぐらい南東に行ったところにある空港です。皆さんお間違えのないよう。。Renton にいったところで博物館はありません。なんでここまでみんな間違えてるんだろう。
大連周水子国際空港
2月の記事にも書きましたが、大連空港はRunway 28のエンドで撮影ができます。中国での飛行機の撮影が合法なのか非合法なのかについては明文的な規定は私が知る限り見当たりませんが、少なくとも軍用空港は100パーセントの確率で×であるものの、大連空港のように昔は軍民併用だったものが民間だけになると特に警備から言われることもなさそうです(もちろん各自、自己責任で・・・)。大連空港はターミナルの拡張工事をしている真っ最中で、まだ国際線をどうも増やそうとしているようです。
日本では見られないものでいくとこのあたりでしょうか。着陸機はRunway 28使用時は大連港側からおりてきますが、前も書いたように周波数は調べればわかるものの無許可での無線機の使用は違法なので(エアバンドも×)、アプローチに気づくためにははるかかなたを見つめていないといけません。そのうち慣れるようになりますが。離陸機はとことことtaxiwayをきて、基本的にはランウェイを全部使い切って離陸していくので、いわゆるインターセクションディパーチャーはありません。無線を聞かずに着陸機があることに気づく方法の一つは、ここのタワーはかなりアプローチが遠くても(時間間隔的には空港まで10マイルぐらいあっても)出発機をhold lineで待たせるので、待たせたら必ず来るなとわかります。
S7 Siberia Airlines (S7航空) A320-200(VQ-BCI)
人生初のS7航空でした。5月7日、午前の早い時間に北京から大連に向かう国内線が運よく(!)バスでの搭乗で、そのスポットの脇をちょうど通りかかってくれました。基本的にPBBでの登場は残念で、バスのほうがより飛行機に近づけるので、搭乗がバスだとわかると俄然やる気が出ます。今回もゲート番号からバスだとわかったので、とにかく周囲にいる珍しい機体を探してやろうと必死でした。残念ながら北京の天気はいつものようにあまりよくなかったので発色は悪いのですが、ほぼ真横から撮ることができて大満足です。
他には、Singapore Airlines B777-200ER(9V-SRM)がスポットのすぐそばを通り過ぎていったり、
Air China B747-400M(B-2467)が真横から撮れたり。
こういうのがバスにのる醍醐味なのです。ちなみにカメラを出して撮っていても特に制止されることもなく、むしろ他の観光客もつられて結構写真を撮っていました。